サービス・商品緊急地震速報配信サービスを運営する南海電設(大阪市浪速区)9日、日向灘を震源に8日午後発生した最大震度6弱の地震について、同サービスの速報が地震到達前に配信されたと発表した。
同社のProP biz(プロップビズ)緊急地震速報配信サービスは、P波(初期微動)を震度計が感知して推定震度・猶予秒数を割り出す「IPF法」と、端末の30キロ以内の震度計が条件を満たすと発報する「PLUM法」を組み合わせた方式で、緊急地震速報を配信。「推定震度」「推定猶予秒数(揺れが来るまでの秒数)」「長周期地震動階級」を端末に表示する。これによって、周囲の人に音や光で地震の発生を知らせるほか、設備の自動制御にも利用できる。
同社によると、震源地に近い宮崎県日南市では、地震到達の1.2秒前に緊急地震速報を配信したほか、揺れの大きかった鹿児島県霧島市でも14.9秒前に配信。やや離れた大分市では32.7秒前、福岡県春日市では48秒前に速報を配信した。
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