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三菱電機とカワダ、廃プラ再利用へ共同研究

2024年8月22日 (木)

環境・CSR玩具卸売のカワダは22日、三菱電機と共同で、家庭などから廃棄されるプラスチックの回収・リサイクルの推進に向けた共同研究を開始したと発表した。両社は共同研究の取り組みの一環として、8月29日‐9月1日に東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2024」に家電由来のリサイクル材から試作した玩具を共同で出展、家庭内で不要となった玩具の回収を実施する。

三菱電機は、グループ内で家電リサイクル事業を行っており、同社の統合デザイン研究所ではリサイクルプラスチックの質感を生かした材料開発とCMF(Color、Material、Finishの略で、製品デザインの色、素材、仕上げの3つの要素)の研究を行っている。

一方、カワダは、食用に適さない古米や破砕米を原料とした日本発のコメの環境素材「rise resin」(ライスレジン)を使用したDIABLOCK(ダイヤブロック)「OKOMEIRO」(オコメイロ)の製品開発を行っており、サステナブルな取り組みの実績や知見を有している。

両社は今回、共同研究を通じ、暮らしに身近な存在である家電と玩具に関して、両社がそれぞれ保有する知見を融合することで、環境に配慮した技術開発と業界を超えたリサイクルプロセスの確立を目指す。研究は2025年3月31日まで。

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LOGISTICS TODAY編集部
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