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大和ハウス、米物流施設プロジェクトが着工

2024年8月27日 (火)

拠点・施設大和ハウス工業は27日、アメリカの大手不動産デベロッパーのトラメルクローカンパニーと、テキサス州ヒューストン南西部のマルチテナント型物流施設「Blue Ridge Commerce Center」(ブルーリッジコマースセンター)を着工したと発表した。大和ハウスがアメリカでの物流施設開発を行うのは初めて。

▲ブルーリッジコマースセンター(出所:大和ハウス工業)

同施設は平屋建て5棟、敷地面積は37万1259平方メートル、延床面積・賃貸面積は12万5471平方メートルに及ぶ。立地面では、ヒューストン中心部から南西に34キロの地点に位置し、世界最大規模の医療研究施設テキサスメディカルセンターからは20キロ、ヒューストン内の主要産業道路である環状道路に近接することに加え、空路、陸路、海路の拠点へのアクセスが良好だ。

環境面では、全5棟で国際的な建築物環境性能評価システム「LEED Certified」を取得予定で、そのうち1棟では太陽光発電設備の設置と自家消費を行う。

建設地であるヒューストンは、人口増加に伴うEC(電子商取引)需要の拡大に加え、過去3年でヒューストン港の取扱貨物量が増加。物流施設の空室率が2021年の8%から24年には4.5%に低下するなど、供給不足の状況が続いていることから、同社は今後も安定した物流施設需要が続くと見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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