M&AResilire(レジリア、東京都港区)は2日、デロイトトーマツグループのデロイトトーマツコンサルティング(東京都千代田区)とアライアンス契約を結んだと発表した。同社が開発・運用しているサプライチェーン(SC)管理サービス「Resilire(レジリア)」の利用拡大とサービス体制の強化を図る。
レジリアは、SCの可視化を実現するクラウドサービスで、2次以降のサプライヤー情報を取得して、そのデータをクラウド上にツリー構造で可視化し、一元管理する。世界中のリスク情報をリアルタイムで収集しており、自然災害や事故などSCが寸断するリスクを検知すると、マップに表示。顧客は端末上で、すぐにリスクを把握できる。
また、拠点と品目を紐づけて管理するため、リスク発生時に最終製品への影響を即時に把握することが可能。稼働確認メールを自動で送付するので、初動対応もスムーズに進められる。
契約に基づき、レジリアは、デロイトトーマツに対して、同システムを提供し、定期的な機能開発やアップデートを行う。また、コンサル支援に対するニーズがある顧客をデロイトトーマツに紹介する。
一方、デロイト トーマツは、SCの可視化やサプライヤーリスク管理などのニーズがある企業に、Resilireサービスを勧めるとともに、サービス導入時のPMOやサプライヤーエンゲージメントの支援、リスクの優先順位付けやリスク対応施策の立案・実行のサポートを行う。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com