ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラピュタのAMR、ほくやくでの採用が2拠点目に

2024年9月5日 (木)

サービス・商品物流ロボティクス開発のラピュタロボティクス(東京都江東区)は5日、同社の協働型のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」が医薬品卸のほくやく(札幌市中央区)に導入されることを発表した。ほくやくの札幌支店に次ぐ第2拠点目の導入となる。

▲「ラピュタPA-AMR」(出所:ラピュタロボティクス)

ほくやくは、物流現場の労働力確保や庫内作業効率化のソリューションを検討する中、新たな物流オペレーションの施策として、ラピュタPA-AMRを2023年11月から札幌支店の物流センターに導入。庫内作業効率化の向上、省力化の効果を確認できたことから、今回、札幌支店に次いで函館支店での採用を決定したという。

札幌支店では、従来の台車を押しながら商品をピッキングしていた時と比較し、ピッキング作業の時間短縮をおよそ31秒からおよそ13秒に短縮。また、作業スタッフも12人から5人で業務を行う事が可能となり、省力化も実現した。函館支店でも、札幌支店での成功事例の再現を目指すとしている。

なお、医薬品の取り扱いは、地震など災害が発生した際でも安定した出荷を行う必要があることから、有事の際、完全に自動化されている場合には復旧にも時間がかかると考えられるため、完全自動化ではなく、人とロボットがチームワークでピッキング作業を効率良く行う「ラピュタPA-AMR」が最適なソリューションとして採用されたという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com