荷主ラピュタロボティクス(東京都江東区)は25日、同社の協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を活用して出荷した商品のユニット数(ピース数)が、7月の商用化以降、10月末までに累計200万ピースを突破した、と発表した。
同社が物流倉庫の自動化に向けて取り組みを開始したのは、2018年10月にラピュタPA-AMRを利用して実証実験を行ったのが最初。20年7月には、日本で初めて商用化されたAMR型ピッキングロボットとして、物流倉庫事業者などに提供を開始した。
その後、21年5月には出荷ピース数が累計100万ピースを突破。これまでの利用継続率は100%で、拠点ごとの導入台数は増加し、他拠点への拡大も進んだことで、100万ピース突破から5か月あまりで200万ピースに達した。
同社は「ラピュタPA-AMRが日本の倉庫物流市場で受け入れられ、普及段階に入ったことを示していると認識している。今後も現場で使えるロボットサービス通じて、人々の生活を豊かにすることを目指し、取り組みを加速していく」としている。