ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラピュタのAMR、ロジザードZEROと標準連携

2021年4月23日 (金)

サービス・商品ラピュタロボティクス(東京都江東区)は23日、提供する自律走行ロボット(AMR)の「ラピュタAMR」と、ロジザード(東京都中央区)のクラウド型倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」の標準連携開始を発表した。物流倉庫現場でのAMR導入期間の短縮と、コスト軽減を促進する。

ロジザードZEROとラピュタAMRの標準連携では、出荷指示情報をもとに、ロジザードZEROからピッキングに必要なロケーション・商品・個数の情報をラピュタAMRにデータ連携。ラピュタAMRはデータを受け取ったタイミングでオリコン番号を紐づけ、人と協働してピッキングを開始する。

全ての商品のピッキングが完了後は、ラピュタAMRが検品場まで商品を運び、ロジザードZEROにオリコン情報を含んだデータを連携。その後、ロジザードZEROを使った通常のハンディターミナル検品に進む。

なお、商品が全てラピュタAMRのオリコンに入る大きさ・重さの場合は、紙の出荷伝票による煩雑な作業が不要になる。人やフォークリフトなどで運ぶ必要がある場合は、別途ピッキングリストを出力する。

ラピュタロボティクスは今回の連携により、AMRの導入障壁が低減することに期待。合わせて、物流RaaS(ロボティクス・アズ・ア・サービス)ソリューションを提供するプラスオートメーション(東京都港区)の協力により、AMRをサブスクリプション型サービスとして導入することも可能にし、さらなる利用を促す。