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C&F、GHG排出量スコープ2を年2万トン削減

2024年9月5日 (木)

環境・CSRC&Fロジホールディングスグループ(東京都新宿区)は、TCFD提言に基づく気候変動対策情報を開示した。

同社グループは、気候変動による変化を重要な経営課題と認識し、持続可能な物流事業の実現のため「サステイナビリティー方針」を定め、「マテリアリティー(重要課題)」を特定し、取締役会で気候変動に係るリスク・機会の適切な評価と、対応策の指示、結果を監督するガバナンス体制を構築している。

リスク管理においては、バリューチェーン上のステークホルダー(サプライヤー、自社、顧客)ごとに想定されるリスク・機会を抽出し、移行リスクと物理リスクに分類。移行リスク(1.5度シナリオ)では、政策規制:GHG排出に関する規制強化、エネルギー需給の変化/低炭素製品の需要変化、次世代技術の進展・普及、ステークホルダーの評判変化を、物理リスク(4.0度シナリオ)では、地球温暖化による環境変化、自然災害の激甚化の各観点から検討した。

また同社グループでは、抽出したリスク・機会について、想定される事業への影響の大きさと、その発現の可能性の2つの視点で評価・識別を実施、さらに気候変動に関するリスク・機会と、その対応策のレジリエンスについて、シナリオ分析を実施した。

さらに同社グループは、気候変動に関するリスク・機会を管理していくため、CO2排出量(Scope1・2)を指標と定め、中長期の削減目標を設定、目標達成に向けた取り組みを進めるとしている。2030年度にはCO2排出量38%を削減、2050年にはカーボンニュートラルを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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