認証・表彰SGホールディングス(京都市)は8日、国際的な環境評価NPO・英CDPによる2021年度調査で、気候変動対応における世界の先進企業としての取り組みが最高評価(Aリスト)に選定されたと発表した。陸運業界の取り組みでの選定は初めてだ。
CDPは世界の機関投資家の要請に基づき、世界の大手企業を対象に「気候変動」「水」「森林プログラム」のプログラム別に毎年調査している。気候変動対策の評価は「A」から「D-(マイナス)」までの8段階で調査。「気候変動」プログラムでAリストに選ばれたのは世界200社のうち55社が日本企業だった。
SGホールディングスは、持続可能な社会の実現に向けて「環境理念・環境方針」を掲げ、環境負荷低減に取り組む社会インフラとしての責務を果たすなど、陸運業界をけん引する会社の役割も担っている。
Aリストへの選定は、気候変動に対する取り組みのうち「目標設定」「行動」「透明性」をはじめとする点が世界を先導していると評価された。