サービス・商品不要品の回収・選別・再流通のインフラ構築を手掛けるECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市)とLINEヤフーは12日、ECOMMITの資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を使い、LINE利用者から無料で雑貨や衣料などの不用品を回収するサービスを期間・地域限定で実施すると発表した。
PASSTOは、使わなくなった不要品を回収して最適な使い道を選別し、再活躍させることでリユース・リサイクルの循環をつくる取り組み。店舗などに専用ボックスを設置して、住民らに衣類や雑貨などの不用品を投函してもらっている。回収した不用品は、循環センターで選別され、国内外でリユース品として再流通されるほか、リユースが難しいものに関してはリサイクル業者のもとで再資源化される。
今回は、こうしたPASSTOのスキームを活用し、9月から10月末までの期間限定で、宅配による不要品回収をすることになった。対象地域は関東、中部、関西で、「サストモ」LINE公式アカウントを友だち追加した人が利用できる。
不用品は、140サイズ以下の段ボール箱に梱包して宅配業者に配送を依頼する。スマリボックスからの発送もでき、佐川急便であれば無料集荷にも対応する。不用品の中には、必ず、アクセサリー・小型家電・おもちゃ・ホビー用品・調理器具・食器類などの「必須アイテム」を入れる必要があり、衣類・ファッション雑貨・生活雑貨・アウトドア・スポーツ用品などを同梱できる。
「サストモ」は、LINEヤフーが運営しているメディアで、SDGsをテーマに、さまざまな社会課題や取り組みに関する情報を伝えている。「サステナビリティに取り組む友だち」という意味が込められており、昨年11月に「Yahoo! JAPAN SDGs」からリブランディングした。友だち数は現在360万人を超えている。
LINEヤフーは、今回の取り組みの結果などをふまえ、今後もリサイクル活動の新たな取り組みを検討していく。
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