国際国土交通省は6日、堂故茂・国土交通副大臣(自民党・参議院)が、2日から6日にかけてシンガポールとベトナムを訪問、両国の運輸担当の閣僚らと会談するなどしたほか、港湾分野をはじめとした社会インフラなどに日本の技術の活用を勧めた。
堂故副大臣は、シンガポールでは、3日にムラリ・ピレイ運輸省国務大臣と会談し、今後のグリーン・デジタル海運回廊をはじめとする港湾インフラなどに関する両国の協力について意見交換した。その後、日本企業が受注したシンガポール港トゥアスターミナルを視察し、今後の拡張工事において日本の技術の活用を推奨した。
翌日に訪れたベトナムでは、グエン・スワン・サン交通運輸副大臣と会談し、ベトナムでの今後の港湾分野をはじめとした社会インフラ整備への協力などについて意見を交換。ベトナムの港湾施設の国家技術基準を策定するため、両国間で協力を続けていくことで合意し、覚書を更新した。
5日には、日本企業が防波堤、浚渫(しゅんせつ)、埋め立てなどの整備を行ったラックフェン港コンテナターミナルを視察した。
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