荷主日野自動車は13日、中国で商用車や建機などのエンジンの製造・販売を手掛けていた上海日野発動機(上海日野)を解散し、中国でのエンジン生産から撤退すると発表した。
上海日野は2003年の設立で、日野自動車が70%を出資。残り30%は中国企業が出資していた。
中国国内で電動化へシフトする動きが強まったことから経営が悪化し、23年12月期の経常利益は12億8200万円の赤字となっていた。今後も中国ではトラックなどのEV(電気自動車)化が進む見込みで、事業の発展が見込めないと判断した。
上海日野はエンジン生産を9月末で終了し、固定資産の処理や従業員への補償など解散の手続きを進めていく。
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