イベント人型ロボット「Pepper(ペッパー)」などのロボット開発・販売事業を展開するソフトバンクロボティクス(東京都港区)は18日、法人を対象にした「AutoStore最新システム『FusionPort』&最小走行通路幅60cmの搬送ロボット『PUDU T300』実機見学会」を来月17日に開催すると発表した。参加費は無料だが、事前登録が必要で、同日受け付けを開始した。
見学会では、保管やピッキング、搬送などの業務の自動化をテーマに、高密度自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の高性能な新ポート「FusionPort(フュージョンポート)」や、工場や倉庫の搬送作業を自動化する搬送ロボットPUDU T300、BellaBot工業用モデル、PuduBot 2の実機を見学、体験できる。
AutoStoreはノルウェーのメーカーが開発した自動倉庫で、世界45か国で採用されている。同社は日本で初めてのグローバル代理店となった。新ポートFusionPortは人間工学に基づき、作業者の負担軽減を考えて設計されており、ビン開口部を15度傾斜させるなど、長時間の反復作業でも疲れにくい工夫がされている。
また、搬送ロボットPUDU T300は最大積載量300キロ、最小通行幅60センチで、工場や物流倉庫での利用を想定して設計された。自動搬送時は直接積載モード、リフティングモード、牽引モードを選択でき、自動切り離しにも対応。荷物の積み下ろしを含めた全ての搬送業務を自動化する。フォローモード、パワーアシストモードによる人間との共同作業も可能で、従業員の負担軽減と業務の効率化を図れる。
見学会は10月17日の13時半からと、16時からの2回で、いずれも時間は1時間半。場所は千葉県市川市のSoftBank Robotics Logistics Innovation Lab。対象は機器の導入や同社との協業を検討している企業で、定員は各回20人となっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com