ロジスティクス寺田倉庫(東京都品川区)は26日、相模鉄道(相鉄)・羽沢横浜国大駅に隣接する商業施設「HAZAAR(ハザール)」を来月1日に開業すると発表した。同社として初めての複合商業施設。

▲商業施設「HAZAAR」(出所:寺田倉庫I)
同社は1960年代から、横浜市の物流拠点の1つであった羽沢エリアに倉庫を構え、事業を展開してきたが、2019年に相鉄と東日本旅客鉄道(JR東日本)が乗り入れる羽沢横浜国大駅が開業。駅開業を機に、駅前地区1万6000平方メートルを「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」として再開発することになった。
ハザールはハザワバレーの中核施設で、駅前広場につながるプロムナードやマンションと一体になった複合商業施設となっている。
施設内は4フロアに分かれ、売り場面積は5000平方メートル。スーパーマーケットやクリニック、産学民連携施設、生活利便施設などが順次オープン予定で、認可保育園「ミアヘルサ保育園ひびき羽沢横浜国大」は今月2日に既にオープンしている。10月1日からは横浜国立大学の連携施設「YNU BASE HAZAWA」が開設され、小規模講義や教職員の活動スペースのほか、地域課題実習活動拠点や地域住民との交流スペースなどして活用される。地元の農産物を紹介する農業支援施設も1日にオープンする。
中核となるスーパーマーケット「ロピア」は2025年以降の開業予定で、このほかコンビニエンスストアの「ローソン」やフィットネスジム「エニタイムフィットネス」、歯科医院、体操教室、学習塾、クリーニング店などが開業を予定している。
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