日本郵便、買い物弱者支援サービスを香川に拡大

産業・一般日本郵便四国支社（愛媛県松山市）は23日、中四国を中心にスーパー事業を展開するフジ（同）と連携し、香川県東かがわ市、さぬき市、三木町で「お買い物支援サービス」の受託を開始すると発表した。

このサービスは、買い物の場所や移動手段など日常的な買物に支障を来している「買い物弱者」の増加が社会問題化しつつあることから、日本郵便がカタログを用いた食料品・日用品の配達サービスをフジから受託しているもので、これまでに徳島、高知県で展開してきた。

日本郵便が受託しているのは、会員募集、注文書回収、商品配送の3業務で、拡大した香川県の3市から受注した商品は、フジグラン十川（香川県高松市）から「おまかせJP便」として配送される。

商品受付は8日から開始し、翌9日から配送する。入会金・年会費・月額利用料は無料で、配送商品に適した常温、冷蔵、冷凍の3温度帯で配送する。