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国交省、三菱自工のリコール問題で「新事実判明」

2013年4月23日 (火)

ロジスティクス国土交通省は23日、三菱自動車工業に対する立入検査(特別監査)の結果を公表し、新たな問題点が判明したとして同社に早急に改善措置を講じるとともに、結果の報告を求めた。

同社は、2010年11月から12年12月にかけて、軽自動車のオイル漏れの不具合で4回のリコール届出を行ったが、市場措置を検討する姿勢、国交省への報告・説明などには不適切な点があったため、同省は12年12月25日から27日にかけて、リコール業務の実施状況、同省への報告・説明などを確認するため立入検査(特別監査)を実施。

この立入検査で、三菱自工の不具合情報の収集・分析、原因究明、同省への報告について「新たな問題点が明らかになった」として23日、国土交通省自動車局審査・リコール課長から三菱自工品質担当役員に対して、立入検査の結果を伝え、それを踏まえた改善施策を早急に策定・実施するよう指導し、改善施策の報告を求めた。

また、自動車局でもこの事案を踏まえた改善策を講じることにした。