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日本海事協会、EV輸送火災対策の符号付記

2024年10月4日 (金)

ロジスティクス日本海事協会(ClassNK)は28日、イースタン・カーライナーが運航し、ECLシップマネージメントが管理する自動車運搬船「POSITIVE CHALLENGER」に対し、電気自動車海上輸送のための追加の火災安全対策が講じられた船舶であることを示す船級符号の付記(ノーテーション)「AFVC(FD)(EV)」を付与したと発表した。

同船に付与したFD(Fire Detection)は、5種類のノーテーションの内、早期に電気自動車の異常や火災、火災車両の特定に寄与する有効な対策を講じられた船舶に対して付与されるもの。

同船にはAI(人工知能)カメラによる煙検知、熱感知、温度急上昇検知の3つの異常検知機能が備わっており、可燃性ガスの発生や、車両ボディーの温度上昇といった異常を検知した場合、同船上の乗組員に警報を発信できる。同協会は、これらの機能により、従来の煙探知器よりも早い段階で火災車両の発見・特定につながる事を評価し、今回の付与を決定した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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