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日本連合警備、ワクチン保管庫の温度検知を開始

2021年9月17日 (金)

▲冷蔵庫内温度をカメラで撮影し、画像をサーバーへ送信する(出所:日本連合警備)

サービス・商品日本連合警備(大分市)は17日、ITサービスのKIS(熊本市南区)と連携し、別府大学(大分県別府市)にてAI(人工知能)を活用した新型コロナウイルスワクチン保管冷蔵庫の温度異常検知を開始したと発表した。

別府大学では職域接種用ワクチンの温度監視を行うにあたり、日本連合警備に温度監視を依頼。日本連合警備はKISが提供する「AIを用いた画像による異常値検知システム」による温度監視を提案し、AIによる自動温度異常検知を開始した。

既設の温度計をカメラで撮影した画像を、モバイル回線を利用して遠隔で確認できることで、設置場所や運用方法を変更することなく導入できる。温度異常が検知された場合は、日本連合警備の警備員が即時にワクチン保管場所へ出動し、初動対応を行う。

ワクチン保管冷蔵庫内の温度表示をしているデジタル温度計をカメラで撮影。温度が摂氏2~8度の範囲から外れたことを示す画像がサーバー内に保存されると、AIが異常を検出して日本連合警備の管制室へメールが自動通知される仕組みだ。