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トッパンF、ICタグ対応定温輸送箱に空輸対応を付加

2013年4月30日 (火)
「メカクール」を活用した医療用の定温輸送箱

「メカクール」を活用した医療用の定温輸送箱

メディカルトッパン・フォームズはこのほど、高機能保冷剤「メカクール」を活用した医療用の定温輸送箱への追加機能として、空輸に対応したRFID温度履歴管理システム「オントレイシス」を開発し、4月26日から販売を開始した。

これまで、定温物流で輸送時の温度履歴管理と物流センターで入出庫作業の効率化を同時に実現するためには、温度センサーとアクティブ型ICタグ機能双方を搭載する必要があったが、一般的なアクティブ型ICタグは定期的に電波を発信することから、航空機内での利用が規制される電子機器に該当し、航空機内に持ち込むことができないという課題があった。

そこで同社は、医療用の定温輸送箱に温度センサー付きアクティブ型ICタグを組み込むことで、輸送中の温度計測、入出庫機能を付加。電波の発信を停止・開始と制御することで、航空機輸送を可能とした。