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トッパンF、温度トレース付き医薬品輸送向けパッケージ

2018年7月31日 (火)

サービス・商品トッパン・フォームズは7月31日、医薬品などの輸送時に保冷箱内外の温度トレースとICタグを活用した個体管理が同時に可能な保冷パッケージ「Xシリーズ」の販売を開始すると発表した。

Xシリーズは、医薬品輸送に適した2-8度の温度での運用に合わせて、保冷箱とメカクール保冷剤、温度ロガー「オントレイシスタグ」をパッケージ化したもので、購入時から最適化された環境での医薬品輸送を温度トレースしながら行うことができる。

(出所:トッパン・フォームズ)

保冷箱の生地を電波透過性が高い新素材に変更することで、保冷箱外から内部のICタグを一括で読み取ることが可能となり、従来バーコードで行っていた検品などの作業を効率化することが可能。

独自構造の定温ポケットにメカクール保冷剤をセットすることで医薬品輸送に適した温度を長時間保持可能。また、輸送時の保冷箱内外の温度を同時にトレースでき、電波法に準拠しているため、航空機への搭載も可能となる。

輸送時の温度データやGPS機能と連携した位置情報データのトレースが同時に可能で、収集したデータは、スマートフォン上でのグラフ表示など視覚的な確認だけでなく、「CSV」形式でメール送信することで上位システムへの連携も実現した。