サービス・商品特殊車両業界のICTソリューションを手掛けるTCI(大阪市淀川区)は10日、フォークリフトの人身事故を防ぐ目的のAI搭載型カメラ「DetectionAI」を11月1日より構成を新たに再リリースすると発表した。同製品は、カメラ本体に深層学習を搭載したAI(人工知能)を内蔵し、AIが形や動きから人間だけを検知し、危険を警告するもの。今回、商品管理の効率化を図るため、セット内容を再構成する。
カメラは1台あたりの視野角は140°と広角で、その範囲内で検知するエリアを設定することも可能。AIカメラが人間を検知すると、連動して警告灯やブザーで周囲の作業員や通行人、運転手に危険を通知する。障害物センサーとは異なり、「人間のみ」に反応するため、物流倉庫内などでフォークリフト作業中の人身事故対策としても活用できるという。
旧仕様では、警告灯とブザーが一体型で、非防水のLEDブザーのみ音量調整が可能だったが、新仕様では警告灯とブザーが別体となり、片方のみ、または両方のいずれかを選択可能とした。ブザーも音量調整可能な防水タイプに変更、警告灯も七色から選べる仕様としている。
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