行政・団体国土交通省は11日、ドローンなど無人航空機を使った事業を促進するため、複数の無人航空機の同時運航の普及拡大に向けて、「多数機同時運航の普及拡大に向けたスタディグループ」を新設すると発表した。今後、事業者と意見交換をしながら、環境整備を進めていく。
同省は、ドローンなどを活用した事業を手掛ける事業者から意見や要望を聞く場として「無人航空機の事業化に向けたアドバイザリーボード」を昨年12月に設置した。アドバイザリーボードの議論の中で、無人航空機による事業化促進のために次に取り組むべき課題として、一人の操縦者が複数の無人航空機を同時に運航する「多数機同時運航」の普及拡大の必要性が指摘された。
こうした意見も踏まえ、同省は安全に多数機同時運航を行うための要件などを検討することになった。レベル3.5の自動飛行を念頭に置き、安全を確保することで多数機同時運航の普及拡大を図るという。
第1回のスタディグループは今月22日に開催。関係省庁とドローンなどを利用する事業者らが出席し、多数機同時運航の現状と課題のほか、各事業者の取り組みや、検討すべき論点などについて意見を交換する。
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