
▲HIVEDの配送車両(出所:ヤマトホールディングス)
M&Aヤマトホールディングスは15日、同社の「KURONEKO Innovation Fund2号」を通じて、英国で宅配便サービスを手掛けるHIVED(ハイブド)への出資を決めたと発表した。
HIVEDは、高度なデータ分析技術と最先端のソフトウエアを活用して、効率的な宅配便サービスを展開している英国の物流スタートアップ。独自のデータベースに、機械学習やアルゴリズムを組み合わせ、すべての荷物データをリアルタイムに把握・分析する技術を開発した。
最適化された配送コース別仕分けや配送ルート組み、リアルタイム追跡など、英国で新たな配送品質基準の確立に取り組んでいる。また、配送車両は全て電気自動車(EV)で、荷主がCO2排出量を可視化できるサービスを導入するなど、環境意識の高い企業や消費者からも高い評価を得ている。
ヤマトHDは、データを用いた効率的な配送による利便性向上とサステナブルな宅配便サービスを両立することで、今後、英国内の他都市への事業拡大や、さらなる付加価値サービスの拡充などが期待できるとして、同社への出資を決めた。
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