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パレット廃材を什器に再生、CO2を2割削減

2024年10月16日 (水)

(出所:エスコット)

環境・CSRエスコット(東京都豊島区)は16日、廃棄パレットを再利用した什器のレンタルサービス「パレットデポ」により、前年対比で20%増のCO2排出抑制効果を達成したと発表した。

同サービスは、工場や倉庫で不要になったパレットを回収し、イベント什器として再生利用するもの。特に環境問題を重視する企業や自治体で採用が増加しており、レンタル利用は前年同月比24%の成長を記録した。

エスコットは2007年から中古パレットの買取販売を手掛けており、デザイン性や耐久性に優れたパレットをイベント業界向けに転用することで、廃棄物の削減とコスト削減を実現した。さらに、EPAL規格のパレットを使用し、テーブルやベンチ、展示台など多用途にカスタマイズ可能で、柔軟なレイアウト変更が可能。

物流業界では、パレットは荷物を保管・運搬する際に使用されるが、その規格が統一されておらず、一度限りの使い捨て品となることが多い。これにより、廃棄パレットは燃焼されCO2を排出する要因となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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