トーハン、小型書店開設サポート

サービス・商品トーハン（東京都新宿区）は17日、小型書店の開業をサポートする少額取次サービス「HONYAL（ホンヤル）」をスタートすることを発表した。

本の流通フローを簡略化することで、従来は口座開設が出来なかった少額の取引先とも持続的に取引可能なスキームを実現。これにより書籍販売への新規参入を促し、無書店自治体の増加などの課題解決に寄与することを目指す。

「HONYAL」では、開業に際して連帯保証人や信認金（取引保証金）が原則不要、出版社3000社以上から本を調達可能、同社の全国配送網を活用することで全国エリア対応が可能、といったメリットを押し出している。

取扱いは書籍の注文品のみ、返品は仕入額の15％まで、配送は週1回といった条件はあるものの、こうした流通フローの簡略化によりコストを削減し、従来は成約に至らなかった少額取引に対応するという。
想定月商は30-100万円とし、小型書店の開業や、飲食店・ヘアサロンなど他業種店舗での書籍販売、また公共施設や一般企業との連携も視野に入れている。

同社は17日よりWEBサイトを通じてサービス概要を公開し、随時開業相談を受け付けるとしている。

■『HONYAL』WEBサイト
https://honyal.jp

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LOGISTICS TODAY編集部
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