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函館どつくの新造船に北海道「ものづくり部門」大賞

2024年10月21日 (月)

認証・表彰名村造船所(東京都港区)は18日、同社子会社の函館どつく(北海道函館市)が、北海道主催の「北海道新技術・新商品開発賞」で、ものづくり部門の大賞を受賞したと発表した。両社で共同開発した主力新造船、「HIGH BULK 40SE」に対するもので、新規性や独創性、技術的優位性、市場性などが評価された。

同船は、同社主力モデルの載貨重量4万トン型ばら積み貨物運搬船をリニューアルし、環境性能と運行効率を向上させた。船型をスレンダーにし、省エネルギーフィンを搭載することで、従来モデルに比べてCO2排出量を20%削減する一方、貨物積載量を5.3%向上させた。また、鋼材使用量を3%削減したほか、燃料油タンク位置を見直して、油の海洋流出リスクの低減を図った。

ものづくり部門大賞のほか、各部門受賞者の中で最もゼロカーボンに貢献しているとして、「ゼロカーボン特別賞」も受賞した。

同賞の授賞式は今月下旬に行われる。また、受賞した技術や製品については、11月7日、8日にアクセスサッポロ(札幌市白石区)で開かれる「第38回北海道技術・ビジネス交流会(ビジネスEXPO)」の同賞受賞企業展示ブースで紹介される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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