認証・表彰パナソニックグループ(大阪府門真市)は29日、省エネルギーセンターが主催する「2024年度(令和6年度)省エネ大賞」において、資源エネルギー庁長官賞(輸送分野)を受賞したと発表した。
「省エネ大賞」は、国内の産業・業務・運輸部門に属する省エネを推進している事業者および省エネ性に優れた製品を開発した事業者の活動を表彰することで広く共有し、省エネ型社会の構築に寄与することを目的としたもの。
同社が受賞した対象テーマは省エネ事例部門の「環境・物流2024年問題に対応した九州便モーダルシフトの取り組み」。くらしアプライアンス社ビューティ・パーソナルケア事業部彦根工場が受賞した。九州・滋賀間のトラック輸送において、一部区間を鉄道輸送へ切り替えることでCO2排出量を71%削減した事例。
鉄道へのモーダルシフトはCO2排出量低減を見込めるもののプラス1日の輸送リードタイムを要し、コンテナ手配のための物量事前把握が必要だった。在庫の持ち方や運用ルールを見直すと共に取引先とShare Point Online(シェアポイント・オンライン)を活用した物量の共有化を図った。また、積載量分析ツールを構築しコンテナの積載効率を向上させることで、運送費の26%削減を実現した。
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