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カンボジア特定技能ドライバー候補生に日本式教習

2024年10月21日 (月)

イベントミナミホールディングス(福岡県大野城市)は、子会社のMinami Cambodia(カンボジア)において、特定技能ドライバー候補生への日本式運転教習を開始した。これは、日本の運送業界が抱える人材不足と安全運転の課題に対応する取り組みであり、カンボジアで日本基準の運転技術と安全意識を育成することを目指している。

同社は2017年にカンボジアに進出し、外資系として唯一現地で自動車学校のライセンスを取得。これまで、現地の日系企業向けに安全運転教育を実施し、その成果としてドライバーを派遣してきた。今回、自動車運送業が特定技能に追加されたことを受け、日本での就労を希望する候補者向けの運転教育を本格化させた。

カリキュラムは日本の自動車教習所の基準に基づき、日本の道路交通法や運転者の心得を教える学科教習、技能教習、自主的に判断する力を養うディスカッション形式の教習を取り入れている。また、指導員の育成も進めており、クメール語での指導も実施している。

今後は、学科教材「ドンドラオンライン」の多言語化や、現地に場内教習コースの開設、AI教習車の導入などに取り組む計画で、さらなる教育の質向上と生産性向上を目指すとしている。

また、ミナミホールディングスの子会社である外国人ドライバー支援機構は、ことし11月6日に外国人ドライバー採用セミナーを東京で開催。セミナーは14時から17時まで、秋葉原UDXカンファレンスで行われる予定で、参加費は無料。なお、オンライン配信は予定されていない。

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LOGISTICS TODAY編集部
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