産業・一般仮設足場の施工などを手掛けるダイサン(大阪市中央区)と運転免許取得サービス事業のジップラス(東京都渋谷区)は26日、インドネシアの送り出し機関と設立した現地合弁会社が、インドネシアの首都ジャカルタ郊外で自動車教習所の起工式を行ったと発表した。今後、日本で特定技能外国人として活躍できるドライバーの育成を目指す。
起工式は今月13日、ジャカルタ郊外のチカランで行われた。合弁会社では4000平方メートル規模の日本式自動車教習所コースの建設を進めている。
教習所では、日本の教習所で実施される学科教育や技能教習と同等のカリキュラムを導入し、普通一種や準中型、普通二種免許講習も行う。接遇マナーや運転前点検、危険予知トレーニング、運送業務、荷役作業、乗務記録の作成など、日本で働くことを前提にした教育も行い、インドネシアにいる段階から学科と技能を体系的に学べる。
ジップラスの安全運転講習事業のノウハウや、学校運営も行っている送り出し機関による模擬試験、オンラインツールなども活用し、日本の交通ルールや安全意識を身につけ、日本の道路環境に適応できるドライバーの育成を目指す。
このほか、日本での生活になじめるよう、日常生活でのマナーやルールを指導し、日本語能力試験の合格に向けた学習指導も行う。
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