産業・一般外国人ドライバー支援機構(福岡県大野城市)は5日、2024年12月に国内初の特定技能1号評価試験に合格した中国籍の周鴻澤氏が、ことし春から埼玉県の運送事業者でトラックドライバーとして就労予定であると発表した。
周氏、19年に日本語学校へ入学し、21年から福岡県内の大学で経営を学び、25年春に卒業予定である。同氏は外国人ドライバー支援機構が実施した就職説明会を通じて進路を決定し、現在は準中型免許取得に向けて教習を受けている。合格した特定技能評価試験は、運送業に必要な知識を認定するもので、同試験の成功は外国人労働力を活用する運送業界にとって重要な一歩といえる。
同機構はこれまでにも運送会社向けに特定技能ドライバー採用セミナーを複数回開催し、正確な情報提供と採用支援を行ってきた。今後も安全運転教育や日本語能力向上を通じ、外国人ドライバーの定着を支援し、国内の人手不足緩和に寄与する。
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