調査・データ循環型マーケットデザインを展開するオークネット(東京都港区)は21日、同社と東京大学エコノミックコンサルティング(文京区)が開発した「中古車市場価格指数」のことし9月分レポートを発表した。
中古車市場価格指数は、年間40万台を超えるオークネットの会員流通データを利用し、2008年7月を始点として同品質の中古車価格がどの程度変化したかを指数化したもの。
これによるとことし9月の同指数は、08年7月を1とすると2.303と前月の2.272から0.031増加(1.35%増)しており、中古車の「平均取引価格」は「中古車市場価格指数」と同様に、08年7月を1とすると1.503と前月の1.397から0.106増加(7.56%増)した。中古車市場価格指数と平均取引価格との差に着目すると、需要増加に伴い、相場の上昇と平均価格の上昇が起こっていると推察している。
23年9月と比較すると、中古車市場価格指数は1.915から2.303に0.389上がり、同様の車種や品質のクルマの相場は昨年より20.29%上昇していると考えられる。ボディタイプ別では、ミニバンの25.01%上昇を最大幅に、コンパクト、ラグジュアリー、ミッドサイズ、SUV、バン・トラックのすべてのカテゴリで上昇している。
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