拠点・施設小田急不動産(東京都渋谷区)は21日、愛知県蟹江町にて開発を進めていた同社の物流施設の第6弾「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」が、9月11日に竣工したことを発表した。

▲小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江(出所:小田急不動)
本物件は、名古屋市に隣接する蟹江町に位置し、最寄りの名古屋第二環状自動車道・千音寺南ICから2.8キロ、東名阪自動車道・蟹江ICからも3キロと、名古屋市内のみならず関西方面へのアクセスも良好な立地。名古屋市内への高効率な配送を担う物流拠点として、また、東名阪自動車道を活用した中部・関西エリアへの広域配送拠点としても高い利便性を有しているという。加えて、JR関西本線・蟹江駅からも徒歩8分と、公共交通機関での通勤も可能。
施設面では、最大2テナントで分割して利用できるよう、エリアを東西に振り分け、荷物用エレベーター・垂直搬送機もエリア毎に設置し、効率的な荷捌きが可能な設備および導線となっている。BCP対策としては、2階に設備バルコニーを設けて主要設備を配置。環境配慮にも注力し、屋根・外壁は高断熱性能の建材を採用するなど、建物外皮の熱負荷抑制を実現。
設備機器においては高効率な機器を採用することで、第三者認証制度「BELS」で物流施設としては同社初の「ZEB READY」の評価を受けた。「ZEB READY」は、ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化および高効率な省エネルギー設備を備え、省エネにより基準一次エネルギー消費量を50%以下まで削減可能な建築物。
本物件は現在、賃貸物流施設としてテナントを募集中であり、30日、31日の2日間でテナント向けの竣工内覧会の開催を予定。
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