小田急不動産、中部地域に初の物流施設が完成

拠点・施設愛知県一宮市で物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」が完成したと発表した。延床面積が2万6922平方メートルの4層ボックス型施設で、中部エリアでは初めての物流施設。同社が開発した物流施設開発事業としては3件目となる。

▲小田急不動産ロジスティクスセンター一宮の（左から）東側トラックバース、西側外観（出所：小田急不動産）

名神高速道路一宮インターチェンジから5.8キロに立地し、名古屋市を中心に消費地への配送拠点や中部エリアの広域配送拠点としても活用できる。関東と関西をつなぐ中継拠点として物流需要の高い地域で、一宮市の市街地に近接していて労働力の確保にも優位性が期待できる。

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周辺環境への配慮の一環として、敷地の一部を歩道状空地として開放したほか、トラックバース側には遮音壁を備えた。建物内には60平方メートルのテナント専用休憩室や大型の鏡を設置した女性用トイレを各階に設けた。

同社は現在、愛知県岡崎市で4件目、福岡県で5件目の物流生活開発に着手している。