ロジスティクスルフトハンザ・カーゴ(ドイツ)は21日、上海浦東国際空港貨物ターミナル(PACTL)の25周年を記念し、今後5年間の成長戦略を発表した。上海ターミナルを国際的な物流ハブとしてさらに発展させることを目指す。
PACTLは1999年に設立され、当時アジア最大の貨物ターミナル「PACTL WEST」を2008年に開設、冷蔵センターや越境EC(電子商取引)貨物取り扱いセンターなどの特殊施設も展開してきた。現在、PACTLは70以上の航空会社と300以上のフォワーダー企業と提携し、年間200万トン以上の貨物を取り扱っている。
今回発表された新たな戦略は、「サービス」「安全」「革新」の3つの柱を中心に据え、テクノロジー主導で安全管理を最適化、業務効率を向上させるとしている。PACTL WESTの危険物倉庫では無人保管操作の試験運用を行い、AI(人工知能)技術を活用した安全管理システムを導入する。また、上海空港の新たな施設開発に参画するとともに、国際的な認証基準をさらに強化していく。
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