ロジスティクス商船三井は23日、シンガポールのLNG(液化天然ガス)ターミナル運営会社であるシンガポールLNGコーポレーション(シンガポール)との間で、新造FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)1隻の長期定期用船契約を締結したと発表した。

▲新造FSRUイメージ(出所:商船三井)
FSRUは2027年に韓国のハンファオーシャンで建造され、完成後は商船三井が保有、船舶管理・操業を担当する。
同船はシンガポールのジュロン港に係留され、LNGの受け入れ、貯蔵、再ガス化、送出といった重要な役割を担い、シンガポールのエネルギー安定供給を支える基盤インフラとなる。同国の発電燃料の95%を輸入天然ガスに依存するため、初のFSRU導入はエネルギー供給の安定化に寄与する。
商船三井は、トルコや香港、インドネシアなどでFSRUの運営実績があり、最近ではポーランド向けのFSRU長期契約も締結している。
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