荷主商船三井は14日、JERAが出資する運航管理会社と、新造のLNG(液化天然ガス)船1隻の長期定期用船契約を締結したと発表した。
LNG船は、韓国のHanwha Ocean(ハンファオーシャン)のコジェ造船所で建造され、2025年に竣工。商船三井が船舶管理を行い、JERA向けにLNG輸送で使用する。燃料消費効率を改善したドイツのMAN Energy Solutions(マンエナジーソリューションズ)の最新型エンジン「ME-GA」を搭載しており、従来のLNG船に比べ環境に配慮した。
商船三井は、これまでJERA向けにLNG船4隻の定期用船契約を結んでおり、今回は5隻目の契約となる。同社では、今回の長期定期用船契約締結によって、JERAとのパートナーシップを組むことで、LNGの安定供給につなげるとしている。
船型:17万4000m3メンブレン型
搭載主機:ME-GA
造船所:Hanwha Ocean(ハンファオーシャン)
竣工予定:2025年