M&Aコスコ・シッピング・ポーツ(中国)は23日、タイのレムチャバン港にあるターミナル運営会社、タイ・レムチャバン・ターミナル(TLT)と、ハッチソン・レムチャバン・ターミナル(HLT)の株式をそれぞれ12.5%と30%取得したと発表した。
取得額は1億1000万ドル。コスコはTLTのA2バース、HLTのA3、C1-C2、D1-D3バース(D1-D3は建設中の一部施設を含む)を取得。完成後の年間取扱能力は670万TEUに達する見込みだ。レムチャバン港はバンコクの南東60海里に位置し、タイ最大の深水港であり、国内のコンテナ輸送の80%を占める重要な国際ハブである。
今回の買収により、中国とタイ間の貿易・経済関係がさらに強化されるとともに、コスコ・シッピング・ポーツの港湾資源の最適化が進むと期待される。
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