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内外トランスライン、海外倉庫事業好調で増収も減益

2024年10月30日 (水)

財務・人事内外トランスライン(大阪市中央区)は30日、2024年12月期第3四半期決算を公表した。売り上げは海外事業が好調で277億800万円(前年同期比13.9%増)と大きく伸びた一方、競合他社との競争激化や人件費の増加などで、経常利益が31億3000万円(同11.4%減)、最終利益は10.6%減の21億3300万円となるなど増収減益となった。通期では増収増益の予想を据え置いた。

国内事業は、売上高が181億4500万円と前期比で6.5%増となった一方、営業利益が19億6900万円と14.5%減少。国際貨物輸送事業が5月以降の海上運賃の上昇と円安によって増収となったものの、競合他社との競争激化などによる粗利率の低下と、人件費の増加で販管費が膨らみ、減益となった。

航空輸送を主力とする子会社のユーシーアイエアフレイトジャパンは、航空輸送需要の高まりにも支えられ増収増益だった。

海外事業は、インドで倉庫事業が好調なほか、昨年、物流倉庫を取得して増床した内外釜山物流センターを中心とする韓国でも売上を伸ばした。

この結果、売上高は95億6300万円で、前期同期比31.2%増と大幅に伸ばし、営業利益も10億1900万円と前年同期に比べ4300万円(4.5%)増加した。

通期見通しについては、売上高340億円(前期比5.3%増)、営業利益46億円(同9.4%増)、純利益33億円(8.5%増)と見込み、当初からの予想を据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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