財務・人事内外トランスラインが30日に発表した2019年12月期第2四半期(1-6月期)決算によると、売上高は113億100万円で0.4%減少(前年同期比)した。「内外釜山物流センター」の取得費などの販管費の増加を吸収できなかったことで、営業利益は7億1800万円と2.2%の減益となった。
国内事業は単体の取扱数量が減少したほか、子会社のユーシーアイエアフレイトジャパンの航空輸送量減少、G20開催に伴う関西国際空港の稼働率低下もあって部門売上が2.1%減の74億4700万円となったが、売単価の上昇などで部門利益は4億6300万円と1.2%増えた。
海外事業は上海や米国の子会社が堅調に売上を伸ばしたほか、4月に稼働を開始した釜山物流センターの売上も寄与し、部門売上38億5300万円(2.9%増)、部門利益3億200万円(4.7%増)で増収増益となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/12/中間 | 19/12/1Q | 18/12/通期 | 18/12/3Q | |
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売上高 | 11,301 [-0.4%] | 5,525 [-0.4%] | 23,254 [7.1%] | 17,144 [6.5%] |
営業利益 | 718 [-2.1%] | 297 [-4.5%] | 1,616 [7.7%] | 1,098 [2.9%] |
最終利益 | 501 [3.9%] | 202 [3.5%] | 1,146 [-3.8%] | 735 [-16.1%] |
売上高営業利益率 | 6.4% | 5.4% | 6.9% | 6.4% |