財務・人事ヤマトホールディングス(HD)は5日、2025年3月期通期業績予想を下方修正した。売上高を前回予想から500億円減の1兆7300億円に、営業利益を400億円減の100億円に、経常利益を400億円減の100億円に、最終利益を270億円減の50億円にそれぞれ引き下げる。
同日発表した25年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比3%減の8404億1300万円、営業損益が150億100万円の赤字(前年同期は123億5800万円の黒字)、最終損益は111億7400万円の赤字(同53億8400万円の黒字)となった。
売上は個人消費の低迷が継続するなか、取扱数量が想定に届かなかったことに加え、荷物構成の変化などにより平均単価が低下したことで、宅配便収入が想定を下回ったことや、貨物専用機(フレイター)を活用した新たな需要獲得に時間を要していることなどにより、前回予想を下回った。利益面では、業務量に連動したオペレーティングコストの適正化に向けた取り組みに注力したものの、外部環境の変化による時給単価や委託単価の上昇に加え、積載効率の低下により輸送領域のコストが想定を上回ったことなどにより、前回予想を下回った。
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