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大阪市、夢洲地区で物流用地8万m2の公募を来月開始

2013年6月14日 (金)

行政・団体大阪市は7月下旬から、夢洲の先行開発地区(産業・物流ゾーン)40haのうち土地造成や道路などの基盤整備が完了した8haを対象に、進出事業者の募集を開始する。

物流インフラなどの中継機能と産業の強化の取り組みとして、臨海部の夢洲で「関西イノベーション国際戦略総合特区」を活用しながら、国際物流機能と新エネルギー産業の集積を図り、アジアの一大産業・物流拠点の形成を進める。

公募する用地は4万2936平方メートルと4万541平方メートルの2区画で、用途地域はともに工業地域。建ぺい率が60%、容積率は300%となっている。

公募は条件付一般競争入札とし、大阪港の国際海上コンテナ貨物の輸送・保管業務を行っており、同エリアの取扱貨物総量に対して大阪港の国際海上コンテナ貨物量の割合が30%以上であること、積み替え、配送、仕分け、流通加工など高効率配送に必要な施設・設備、医薬品などの保管・仕分けを行うことができる定温管理施設・設備を持つ物流施設に利用すること――などの条件が設定されている。

7月下旬に公募を開始し、募集要領を配布。9月上旬から入札参加を受け付け、10月上旬に入札、11月上旬に土地売買契約を締結の上、12月上旬には所有権の移転を行う。

関西イノベーション国際戦略総合特区の指定で、国の規制緩和や税制・財政・金融上の支援措置などが実施されており、固定資産税・都市計画税などすべての地方税を最初の5年間ゼロ、続く5年間を半分に軽減する新たな税制度も受けられる。

■問い合わせ先
大阪市港湾局
営業推進室販売促進担当
TEL:06-6615-7797

■位置図