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エーザイ、英国に新たな包装施設を建設

2013年6月17日 (月)

メディカルエーザイは17日、英国の生産子会社「エーザイ・マニュファクチャリング・リミテッド」(ハートフォードシャー)が保有するハットフィールド工場に、新製品群の上市を見据えた包装施設を増設するための設備投資を行うと発表した。

ハットフィールド工場は、抗てんかん剤「Fycompa」をはじめとする新製品のグローバル向け供給、少量・多言語対応の多種包装が求められる欧州各国向け製品の生産・包装拠点としての役割を担っている。

新施設は、現在稼動中の施設(延床面積7800平方メートル)と隣接する形で増設し、延床面積は2900平方メートルとなる。新施設では開発中の抗がん剤「レンバチニブ(一般名)」の包装を予定しているため、英国医薬品医療製品規制庁が定めるガイドラインに従い、高活性化合物を扱うための包装スペース(延床面積400平方メートル)を設ける。

9月に着工し、2014年中頃までに竣工、2014年9月に稼動を開始する。今回の施設拡張に伴う総投資額は800万ポンド、今後5-7年間で40人程度の要員の新規採用を計画している。