環境・CSRキリンホールディングス(HD)は25日、静岡大学、自然科学研究機構、大阪大学との共同研究で、ポリエチレンテレフタラート(PET)を高効率で分解可能な酵素の開発に成功したと発表した。この技術は、ケミカルリサイクル技術の一環として、混紡繊維やペットボトルのPETを効率的に分解でき、資源循環の実現に寄与する。
混紡繊維では、PETとコットンが混ざった繊維でPET分解率が90%に達し、世界最高値を記録。また、ペットボトルの検証では、従来の酵素と比較して分解効率が28倍に向上するなど、環境負荷を低減しつつ、廃プラスチックの再資源化を推進する画期的な技術とされている。
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