ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ヤフーとスタートトゥデイ、ECサイトなど4分野で連携事業

2010年11月24日 (水)

EC「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフーとファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは24日、ファッション製品データベース、ECショッピングサイトの連携、ファッション関連情報のメディアサービス、ファッション関連製品の二次流通サービス――の4分野で連携事業を開始すると発表した。

 

ファッション製品データベース事業では、スタートトゥデイがZOZOTOWNで取り扱う製品情報、それ以外の国内で流通するファッションブランドの製品情報を集めた日本最大級のファッションデータベース構築を目指す。ヤフーはこのデータベースを利用し、24日からYahoo!JAPAN内のショッピングサイト「Yahoo!ショッピング」でデータベースに登録されている商品の情報を、検索結果などに表示する。今後は「Yahoo!FASHION」など、サイト内のファッション領域でデータベースに登録された製品情報を表示する。表示された製品のリンク先は、ZOZOTOWNなどそれぞれの正規取り扱いオンラインショップとなる。

 

ECショッピングサイトの連携では、同日からファッションデータベースを活用し、ZOZOTOWNで取り扱う商品をYahoo!ショッピング上で検索可能にする。商品をクリックするとZOZOTOWNに遷移し、ZOZOTOWN上で、Yahoo!JAPANIDやYahoo!ポイント、Yahoo!ウォレットを利用して商品を購入することができる。

 

ファッション関連情報のメディアサービス事業では、両社はYahoo!FASHIONのスケールアップを目指し、スタートトゥデイが「ZOZO RESORT」の運営を通して蓄積したコンテンツを利用し、サービス改善を行う。ファッションデータベースに登録されている10万点以上の製品情報だけでなく、「ZOZO NAVI(ゾゾナビ)」に登録されている約5000店のリアルショップのデータ、約15万件のファッションスナップデータ、58万件を超えるショップインフォメーションのデータなどを利用し、ウェブマガジンなど従来のYahoo!FASHIONのコンテンツと連携を行うことで、顧客の利便性向上を図る。

 

また、今後「Yahoo!オークション」でも連携する計画で、準備が整い次第、サービス開始時期、内容を公表するとしている。