環境・CSREVモーターズ・ジャパン(福岡県北九州市)は3日、ジェットコネクト(山形県長井市)が代表事業者である、「レトロフィット型 鉄道車両用省エネ電気駆動システムの開発」が、環境省地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業に採択された事に伴い、電動機器調達・選定などの分野で「ZERO Emission E-Train Project」に参画すると発表した。
同プロジェクトは、内燃機関(ディーゼルエンジン)の老朽化などで運用が停止される鉄道車両を、ソーラーパネル・バッテリー・電動モーターを用いた最先端技術により延命・復活させることにより、鉄道事業者のCO2削減を含めた環境対策の推進と、鉄道車両の新製コストと維持コストの低減による、経営効率改善の両立を目指すもの。
技術開発面では、従来型車両の電動化設計、減速域のエネルギー回収再利用、ソーラーパネルを活用したセロカーボン充電、メンテナンスコスト低減の4項目を中心に、機器の選定および組み合わせの最適化と、各鉄道会社で異なる路線条件に合わせられるよう、パッケージングを進めていく。
また、本プロジェクトのスタートにあたり、12月9日14時より山形県長井市役所 にてキックオフセレモニーが開催される。
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