ヤマト運輸、ネコロジーで環境啓蒙賞受賞

認証・表彰ヤマト運輸は27日、日本物流団体連合会（物流連）主催の第14回物流環境大賞で「物流環境啓蒙賞」を受賞したと発表した。

今回の受賞は、一昨年の安全・エコナビゲーションシステム「See-T Navi」の開発・導入による物流環境負荷軽減技術開発賞、昨年の「路面電車を利用した低炭素型集配システム」による物流環境特別賞に続いて3年連続の受賞となる。

同社はグループで取り組む環境保護活動を「ネコロジー」と総称し、各地で節電やエコドライブなど自主的な環境保護活動に取り組んでいる。

愛媛県では地元の高校生と連携し、台車や新スリーター（リヤカー付き電動自転車）といった環境に配慮した集配ツールの開発・改良を行っている。

こうした取り組みの結果、2012年度の宅急便1個当たりの原単位CO2排出量は、基準年の02年度に比べて40％削減した。