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JMAM、保守部品倉庫併設の日立電サ拠点にシステム移行

2010年11月25日 (木)

話題日立電子サービスは25日、日本能率協会マネジメントセンターがプライベートクラウドで構築した基幹システムの全面的な移行と運用管理を受託し、10月1日から稼働を開始していたことを発表した。

 

同システムは、日立電サのサービス拠点内にある小規模データセンター「東京LCSセンタ(ライフサイクルソリューションセンタ)」内に構築した。障害発生時には直ちに対応可能なサポート体制の下での運用を可能にするとともに、これまでのデータセンター利用コストを約20%削減した。

 

日本能率協会マネジメントセンターでは、事業拡大に伴いシステムの継続的な運用、増加する運用費用の削減が課題となっていた。これらの課題を解決するため、「従来に比べて低価格で、データセンターとして必要な設備を備え、障害発生時の迅速な対応を可能にする」などの理由で、東京LCSセンタへの移行を決めたもの。

 

東京LCSセンタは、日立電サのサービス拠点と同じビルに設置されており、保守部品倉庫も併設しているため、障害発生時のダウンタイムを最小限に抑えることが可能。日本能率協会マネジメントセンターは「カスタマーエンジニアが24時間サポートしているだけでなく、保守部品倉庫も同じビルに設置されているため、ハードウェアの障害が発生した場合でも、ダウンタイムを最小限に抑え、ビジネスを継続することができる」などとしている。