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TDBC、共同輸送マッチングの参加企業を募集

2024年12月12日 (木)

公募・入札運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は12日、同協会が構築する「共同輸送デジタルマッチングシステム」で、資源エネルギー庁の補助事業において25年2月まで参加企業を募集していることを発表した。

同協会のワーキンググループでは「共同輸送データベース分科会」として、運輸事業者12社、荷主企業6社、サポート企業28社がメンバーとして業界の枠を越えた共同輸送を実現する活動をすすめている。

本活動は北海道において道内サプライチェーンにおける物流課題解決での取り組みでも活用が検討されており「共同輸送データベース普及によるサプライチェーンにおけるエネルギー効率の向上実証事業」として、2024年度経済産業省補助事業の運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費の補助事業に採択。

この補助事業で現在のプロトタイプシステムを改善し社会実装のレベルに向けた改修を行い、25年のサービスインに向けて活動を推進。また本システムを活用して共配相手を見つけることで実共同輸送を実現するため、ワーキンググループメンバーおよび北海道参加各社において実証実験を進めており、すでにマッチングが成功して共配を実現した事例も出ているという。

参加者が増えることによって共配実現の可能性が高まるため、同協会では引き続き本プロジェクトの参加企業を募集。同システムは、動態管理プラットフォームである「traevoプラットフォーム」利用するか、発着市区町村、車種、車格毎の月間輸送台数、オプション条件などをcsv形式でアップロードすることにより。自社の輸送経路がデータベースに保存されると同時に他の事業者に公開される。登録データは匿名化され、事業者間のマッチング協議が始まるまでお互いの情報は公開されないため、匿名性が担保された中でユーザーは自社の希望ルートにマッチした往路(混載)、復路(帰り便)の共同輸送相手を自由に検索できる仕組みになっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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