サービス・商品富士通(川崎市中原区)は12日、AIサービス「Fujitsu Kozuchi」のコア技術として、人の作業を支援する映像解析型AIエージェントを開発したと発表した。
今回開発された映像解析型AIエージェントでは、製造、物流などの現場に設置されたカメラ映像を空間認識し解析するとともに作業指示や規則などのドキュメント情報を参照することで、自律的に現場改善の提案や作業レポートの作成を行うことが可能。
さらに、AIエージェントの性能評価を目的に、工場や倉庫の現場映像を含むAIエージェントの評価環境「FieldWorkArena(フィールドワークアリーナ)」を、米国のカーネギーメロン大学の監修のもと開発。実際の工場や倉庫の画像や映像、規則や手順書などのドキュメント、模擬の業務システム、AIエージェントが解決すべきタスク群が含まれ、AIエージェントの実業務での性能を評価することができる。また、「FieldWorkArena」は12月よりGitHubおよびFujitsu Research Portal(富士通リサーチポータル)において公開される予定。
AIエージェントは25年1月より社内実践を行うとともに、24年度中にトライアル環境の提供を開始。また今後、店舗、交通、公共安全などのさまざまな分野への技術展開も進めていくという。
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