認証・表彰デンソーは12日、優れた産業技術や製品開発を顕彰する第38回中日産業技術賞において、豊田中央研究所と共同で開発した「電動化自動車向け超低損失ダイオード一体型IGBT」が最高位の「経済産業大臣賞」を受賞したと発表した。
同賞は優れた産業技術や製品開発を表彰するもので、デンソーの最高位受賞は2022年以来3回目となる。
受賞したIGBTは、IGBTとダイオードを一体化し、低損失と小型化を実現した革新的な製品である。特にトヨタグループが独自開発したSMA構造を採用し、従来の技術課題を克服したことが評価された。また、デンソーは量産技術を駆使して生産効率を向上させるとともに、生産拠点を分散することで事業継続性を強化している。
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